現代の生活の中で、スマートフォンが私たちの生活に欠かせない存在となっています。
その中でも「ソーシャルゲーム」、通称「ソシャゲ」は、多くの人々に愛され続けています。
しかし、なぜ私たちはソシャゲにハマってしまうのでしょうか?この記事では、ソシャゲの魅力やハマる理由について深掘りしていきます。
本記事は6800文字ぐらいあり長いので結論だけ見たい方はこちらを押せばまとめに飛ぶことができます。
いつでもどこでも手軽に起動できる
ソシャゲの最大の魅力の一つは、その「いつでもどこでも手軽に起動できること」にあります。
スマートフォンやタブレットさえあれば、いつでもどこでもプレイできるソシャゲは、忙しい現代人の生活スタイルにぴったり合っています。
通勤や通学の途中、昼休みや待ち時間、自宅でリラックスしている時など、日常のあらゆる隙間時間を利用して気軽にゲームを楽しむことができるのです。
電車の中でも携帯を触っていない人の方が少ないのではないでしょうか?
常時接続とプレイの自由度
ソシャゲの多くは、常時インターネットに接続することでゲーム内の情報をリアルタイムで更新する仕組みを持っています。
これにより、プレイヤーはいつでもゲームを開いて新しい情報やイベント、アイテムを確認することができます。
また、シンプルな操作でプレイできるものが多いため、初めての人でもすぐに始められるのも大きなポイントです。
さらに、ソシャゲの魅力は、ゲームを中断しても特にペナルティがない点にあります。
例えば、家庭用ゲームやPCゲームでは、進行中のクエストを途中でやめると進行状況が失われたりすることがありますが、ソシャゲはその点が非常に柔軟です。
プレイヤーは自分のペースでゲームを楽しみ、途中で用事が入ったり、他のことをしたくなったりしても、すぐに中断して後から再開することが可能です。
この「いつでも自由に始めて終わることができる」プレイスタイルが、忙しい現代人の生活にぴったり合っているのです。
隙間時間の活用とリズム作り
現代人の多くは、多忙な生活の中で何かをする時間を見つけるのが難しいと感じています。
仕事や勉強、家事、育児といった日常のタスクの合間に、自分の趣味やリラックスタイムを確保するのは簡単ではありません。
ソシャゲは、そのような「隙間時間」を効果的に埋めるツールとして機能します。
例えば、通勤電車の中での数分間や、ランチ休憩中のわずかな時間を利用して、ゲームをプレイすることで気分転換を図ることができるのです。
また、ソシャゲは短時間で達成感を得られる設計になっているものが多く、プレイヤーは少しの時間で「何かを成し遂げた」と感じることができます。
例えば、デイリーミッションをこなしたり、簡単なクエストをクリアしたりするだけでも、日々のルーチンにおける小さな達成感を得ることができます。
これが習慣化されると、プレイヤーは自然と日々の生活のリズムの中にソシャゲを取り入れるようになり、ゲームに対する依存度が高まるのです。
モバイルデバイスの普及と進化
ソシャゲの手軽さが魅力的である背景には、モバイルデバイスの普及と技術の進化があります。
スマートフォンは、いまや世界中の人々が持っている「最も身近なコンピュータ」です。
その性能も年々向上し、画質や処理速度が格段に進化しています。
これにより、コンソールゲームやPCゲームと遜色のないクオリティのゲーム体験がスマートフォンで可能になり、手軽さと同時に深いゲーム体験が楽しめるようになりました。
さらに、スマートフォンの機能を活用した遊び方が広がっている点も見逃せません。
GPS機能を使った位置情報ゲームや、カメラ機能を活用した拡張現実(AR)ゲームなど、スマートフォンならではの特徴を活かした新しいソシャゲのジャンルが次々と登場しています。
位置情報ゲームと言えば、ポケモンGOは社会現象になり、良いポケモンが現れる場所が聖地化され、土日にポケモン目当てに一日ずっと公園を周回している人も多かったです。
これにより、ソシャゲの遊び方はますます多様化し、プレイヤーにとって常に新鮮で魅力的なコンテンツが提供され続けているのです。
オンデマンドのエンターテインメントとしての役割
また、ソシャゲは「オンデマンド」のエンターテインメントとしての役割も担っています。
オンデマンドはどこでもできるという意味です。
動画ストリーミングサービスや音楽ストリーミングと同様に、プレイヤーが好きな時に好きなだけ楽しむことができるのがソシャゲの特長です。
特に、自宅でのんびりしている時や、カフェで一息つきたい時など、自分のペースでリラックスしながら楽しめるのは、大きな魅力です。
このような特性から、ソシャゲは「ながらプレイ」も可能であり、他の活動をしながらゲームを楽しむことができます。
例えば、テレビを見ながら、音楽を聴きながら、あるいは友人とおしゃべりしながらでもゲームをプレイできるため、プレイヤーは多様なシチュエーションでゲームを楽しむことができます。
最近はyoutubeやtwitchで配信するストリーマーが増えてきたので、配信者を見ながらソシャゲの作業をこなすことも多いでしょう。
これもまた、ソシャゲが手軽でアクセスが良いと言われる理由の一つです。
コミュニティの力
ソシャゲにはギルドやクランといったチームに加入することによりゲーム内の恩恵を受けることができます。
基本的にギルドやクランに入らないと成長効率がガクンと下がってしまうので入ることが必須になっているゲームが多いです。
有名なゲームで例えるとグランブルーファンタジーの古戦場でしょうか。
イベント期間になるとギルド対ギルドの成績争いとなり、ギルド一丸となってゲームを意識的に長時間プレイすることになります。
また最近のソシャゲはキャラに魅力を持たせて、ファンアートや同人誌、コスプレなどSNSでも人気が出るように設計されています。
ゲームをやったことはなくてもSNSをやっているとソシャゲのキャラを知っていることは結構あります。
それぐらい影響力があり、人々に認知されることにより人気になっています。
定期的なイベントとアップデート
ソシャゲはサービス終了しない限り、定期的にイベントが開催されたりアップデートが入ります。
新しいキャラ、新しいゲームモードなど既存プレイヤーが飽きないように常にアップデートを行っています。
先ほど例に挙げたグランブルーファンタジーの古戦場も定期的なイベントに含まれます。
イベントは常時開催されているものではなく、期間限定イベントになります。
期間限定イベントではそのイベントでしか手に入らないアイテムが配られるので、「いましか手に入らない」「今やらないと損をする」という心理を刺激し、プレイヤーを参加させます。
ほかにはランキングイベントもあります。
ランキングイベントは上位になればなるほど良い商品がもらえるので、ユーザーは課金したり、長時間ゲームをプレイしてよりゲームに没頭できます。
ガチャとランダム要素の魅力
ソーシャルゲーム(ソシャゲ)における「ガチャ」やその他のランダム要素は、多くのプレイヤーを魅了し、ゲームの大きな魅力の一つとなっています。
ガチャのシステムは、プレイヤーにレアなキャラクターやアイテムを手に入れるチャンスを提供し、それがゲームにおける興奮や期待を生み出します。
このセクションでは、ガチャの仕組みやそれがなぜプレイヤーを惹きつけるのか、その理由について詳しく見ていきます。
ガチャの基本的な仕組み
ガチャとは、ゲーム内でキャラクターやアイテムなどを入手するための「くじ引き」のようなシステムです。
プレイヤーは仮想通貨(ゲーム内のポイント)や現金を使ってガチャを回し、ランダムに報酬を得ることができます。
この報酬は通常、コモン(一般的なもの)からレア、そしてスーパーレア(SR)やウルトラレア(UR)まで、さまざまなレアリティに分類されており、レアリティの高いものほど入手確率が低く設定されています。
このように、ガチャは基本的に運によって結果が左右されるため、プレイヤーには「何が手に入るか分からない」という期待とスリルが生まれます。これがガチャの大きな魅力の一つです。
ガチャの魅力がプレイヤーを引きつける理由
期待感と興奮の心理効果
ガチャの最大の魅力は、「次こそは良いものが出るかもしれない」という期待感です。
心理学では、これを「可変報酬システム」と呼びます。
このシステムは、特定の行動に対して不定期に報酬が与えられる仕組みで、ギャンブルなどでも見られる非常に強力な動機付け手法です。
プレイヤーは、ガチャを引くたびに少しの希望と期待を抱きます。
たとえ何度も失敗しても、「次回こそは」という気持ちで再挑戦するようになります。
このプロセスは、脳内の報酬系を活性化させ、ドーパミンが放出されることで強い快感を感じることが知られています。
このようにして、ガチャの魅力はプレイヤーの心理に強く訴えかけるのです。
ドーパミンに関しては下記記事で解説しています。
達成感と所有欲の満足
ガチャでレアなキャラクターやアイテムを引き当てることは、プレイヤーに大きな達成感をもたらします。
特に、非常に低い確率でしか手に入らないアイテムを獲得できた時の喜びは格別であり、これは他のプレイヤーにはない「特別感」や「所有欲」を満たすことにつながります。
このような希少価値のある報酬を手に入れることは、ゲーム内でのステータス向上や自尊心の高まりにも寄与します。
また、特別なキャラクターやアイテムは、ゲームプレイにおいても大きな戦力となるため、他のプレイヤーよりも有利に進めることができる点も魅力です。
最近はキャラ自体に魅力があり、自分の推しキャラがガチャに来た場合、引くまで辞めないということもあります。
コレクション欲の刺激
ガチャのもう一つの重要な魅力は、「コレクション欲」を刺激する点です。
多くのソシャゲでは、キャラクターやアイテムの収集要素が設けられており、プレイヤーはこれらを全て集めることを目標にします。
ガチャで新しいキャラクターやアイテムを入手するたびに、コレクションが埋まっていくことがプレイヤーの満足感を高めます。
特に、期間限定のキャラクターやアイテムは、その時期を逃すと二度と手に入らないこともあるため、「今しかない」という希少性がプレイヤーの収集意欲をさらに駆り立てます。
このコレクション要素が、ゲームに対する継続的なプレイを促進する大きな要因となります。
社会的比較と優越感の獲得
ガチャでレアな報酬を手に入れることは、ゲーム内での他のプレイヤーとの比較においても重要な意味を持ちます。
プレイヤー同士がガチャの結果を共有し、レアなキャラクターやアイテムを持つことがステータスとなることが多いのです。
これにより、他のプレイヤーに対して優越感を感じることができ、それがさらにゲームを続けるモチベーションになります。
例えば、特定のキャラクターやアイテムを持つことで特別な称号を得られたり、ランキング上位に入るために必要な戦力が得られたりする場合、その報酬の価値は単なるアイテム以上のものになります。
プレイヤーは他のプレイヤーに対して「自分の成果」を誇示できるため、その喜びがゲームへのエンゲージメントを強化するのです。
ゲームデザインの工夫
プレイのテンポとリズムの調整
ソシャゲでは、短時間で楽しめるようなゲームプレイのテンポが重要視されています。
多くのプレイヤーは、通勤・通学中や休憩時間などの隙間時間にゲームをプレイします。
そのため、1回のプレイが数分で完結するような設計が求められます。
例えば、クエストのクリアに必要な時間を短縮し、手軽にプレイできるようなバトルシステムや、自動戦闘機能(オートバトル)の導入が行われています。
一方で、長期的なゲームプレイを促進するために、日々のプレイにおいて適度な達成感を感じられるようなデイリーミッションやウィークリーミッションを設定することも一般的です。
これにより、プレイヤーは短時間のプレイでも満足感を得られ、継続的なログインが促進されます。
報酬システムとインセンティブ設計
報酬システムの設計も、ソシャゲのゲームデザインにおいて重要な要素です。
プレイヤーがゲームを続けるためには、適切な報酬が必要です。
ソシャゲでは、クエストクリアやレベルアップ、イベント参加などの活動に対して、仮想通貨、ガチャ券、アイテムなどの多様な報酬を提供します。
また、報酬には「限定感」や「希少性」が組み込まれていることが多いです。
例えば、期間限定イベントでしか手に入らないキャラクターやアイテムを報酬として設定することで、プレイヤーにイベント参加のモチベーションを与えます。
これにより、プレイヤーは「今しか手に入らないものを得るために行動する」という行動動機が強化され、ゲームへのエンゲージメントが高まります。
段階的な難易度設定とチュートリアル
新しいプレイヤーがスムーズにゲームに参加できるよう、段階的な難易度設定と丁寧なチュートリアルが設けられています。
初めてゲームをプレイするユーザーに対しては、最初のステージやミッションは非常に簡単に設定され、基本的な操作方法やゲームシステムを自然に学べるような設計がされています。
この段階的な難易度設定は、プレイヤーがゲームを理解し、成功体験を得ることによって、自信を持ってプレイを続けられるようにするための工夫です。
また、ゲームが進行するにつれて徐々に難易度が上がり、プレイヤーのスキルに応じたチャレンジを提供することで、長期的なプレイ意欲を維持することができます。
ソシャゲの中毒性について
ここまでソシャゲの魅力をお話ししてきました。
ソシャゲの魅力をまとめると、私たちがソシャゲにハマってしまう事が必然であるかのように理論に裏打ちされています。
それでは最後にソシャゲの魅力をマイナスの目線で見てみましょう。
・いつでもどこでも手軽に起動できる
いつでもどこでも触れることにより「ソシャゲに触ることが習慣化」されます。
・隙間時間にプレイできる
昔は電車の移動時間など隙間時間はぼーっとして脳を休めていましたが、今はソシャゲをすることにより休む暇がありません。
・ながらプレイができる
テレビを見ながら、配信を見ながら、音楽を聴きながらと他のことをやりつつソシャゲがプレイでき、習慣化されます。
・チームに加入してプレイする
チームに加入することである程度プレイしなければチームから追い出されるため、ゲームプレイが義務付けられます。
義務付けられると、必ず一定時間ゲームをプレイすることになるため、ソシャゲをすることが習慣化されます。
・期間限定イベント、ランキングイベントが存在する
「いましか手に入らない」「今やらないと損をする」という心理を刺激し、プレイヤーを参加させます。結果、ソシャゲをすることが習慣化されます。
・ガチャとランダム要素の魅力
ガチャをすることにより強いキャラが当たるかもしれないと考えることによりドーパミンが放出され強い快感を得ます。
次こそは出る!と目当てのキャラが出るまで課金してしまいます。
また一度課金してしまうと、ソシャゲに10万、100万と使ってしまったため、もう辞めることが心理的に厳しくなります。
ゲームに飽きが来ていても100万円使ってしまったから惰性でプレイしている人も一定数います。
・誰でも簡単に続けられるゲーム設計
オートバトルや特にスキルはいらない簡単な作業でゲームができるので詰まることなくゲームを楽しむことができます。
物足りなくなったらレベルが高いミッションに進むことで、自己の成長を感じながら満足することができます。
この段階的な難易度設定は、プレイヤーがゲームを理解し、成功体験を得ることによって、自信を持ってプレイを続けられるようにするための工夫です。
まとめ
ソシャゲは私たちが中毒になり、プレイが習慣化してしまうように設計されていることが分かりました。
- 小さい成功から積み上げていく段階的な成長
- いつでもどこでも触れる
- 人の目の監視がある
- 期間限定である(自分の人生を期間限定と考える)
上記要素がソシャゲにハマってしまう要因ですが、この要素をソシャゲではなく自分が習慣化したいものに当てはめてみるとどうでしょうか?
ソシャゲが習慣化されてみんなプレイしていることは世の中の人々が外でも常に携帯を触っている時点で明らかでしょう。
そんな習慣化方法を自分が習慣化したいことに当てはめられれば、理論的に習慣化することができます!
私もブログ作成において今回学んだ習慣化方法を使って頑張りたいと思います。
一緒に頑張りましょう!


