正義感を持つことのリスクとは?

正義感のアイキャッチ 性格

こんにちは。decimalです。

正義感とは、私たちが日常生活でしばしば感じる感情の一つです。これは、不正や不公平に対する強い反発心や、正しいことを貫こうとする意志を指します。この記事では、正義感の定義やそのリスクについて探っていきます。

正義感の定義

正義感とは、不正を憎み、正義を尊ぶ気持ちの事です。これは、社会のルールや倫理に基づいて行動しようとする意志でもあります。正義感は、個人の価値観や信念に深く根ざしており、時には強い行動力を伴います。

正義感が発動する具体的状況

実際にどういう時に正義感に満ちた行動が起きるのかをまとめます。

リスクが少ない行動

席を譲る

電車やバスで高齢者や妊婦、足を怪我している人などに席を譲ること。

学校の道徳でこうしたほうがいいと教育をうけるものの、実際に席を譲っている光景を見ることはあまりありません。

日本人よりむしろ外国人男性が席を譲っている所を見かけることが多いです。

リスクが大きい行動

騒音を注意する

電車の中で爆音で音楽を聴いている人はぼちぼちいます。

単純にうるさいので注意するのも正義感から起きる行動の一つです。

しかしこの行動は注意が必要です。

公共の場で爆音で音楽を聴いている時点でまともな人間じゃない可能性が高いので、下手に関わるとトラブルになる可能性があります。

最悪のケースだと注意したら逆切れされて殺されてしまったケースもニュースで聞いたことがあります。

このケースが正義感の最大のリスクです。

注意したことでその人が辞めてくれれば周りの人達は陰ながら称賛を与えてくれるでしょうが、正直リスクリターンは合いません。

実際はおとなしく車両を変えるなど、問題児から離れることが一番よい対処法となるでしょう。

自分とほとんど関わりのない人が起こしてしまった不祥事に対して怒ること

芸能人やSNSで何か問題を起こしてしまった事が拡散されて全然当事者と関係ない人に伝わることがあります。

その際に起こした不祥事についてひどく怒り、叩く人は結構存在します。

自分とほとんど関係がない人に対して怒り、叩く行為は基本的に労力の無駄となるため辞めたほうが良いです。

理由は自分とほとんど関係がない人とは関わることがないのでその人が何をしていようが自分の人生に関係がないからです。

自分とほとんど関係ない人を叩くことなんてあるのか?と思うかもしれませんがSNSだったり芸能人のスキャンダルだったりで意外とやりがちです。

無駄に叩くと不必要に敵を作ってしまうことにもなりかねないのでやるだけ損です。

そういうこともあるんだな、と流せるようになりましょう。

他人の不正がどうしても気になってしまう場合の対処法

正義感をもってしまうと他人の不正がどうしても許せない気持ちになります。

対処法は考え方を変えるしかないでしょう。

「この人は平気でそんなことができる人なんだ、自分とは違う世界の人なのだな」と考え、極力関わらないようにしましょう。

この考え方ができるようになると自分のために人生を生きるという考え方に気づけるようになります。また他人批評をしていることがいかに時間の無駄であったかということにも気づくことができます。

関わらないために多少こちらが損するとしても勇気をもって切り捨てましょう。

人間の心理で失うことに対して大きな損失であるように感じやすいですが、ずっと関わっているとボディブローのようにじわじわと自分にストレスがかかってしまいます。

損切りの練習と思い早いうちから切りましょう。職場の上司で避けることができなければ深い関係にならないようにしましょう。

なぜ関わらないことが正解になるのか?

関わらないことが正解になるというのは現状を結局解決していないじゃないか?という視点もあります。

しかし別に現状は変える必要はないです。

理由はマナー、教養がなっていない人はこの世にたくさんいるのですべてを矯正することは不可能だからです。

もしその方々を矯正することに人生をかけるとしたら、あなたは一生他人のために人生を消費することになります。しかもすべての人間を矯正することもできません。

また他人を変えることは難しいです。しかし自分を変えることは可能です。

他人を変えずに自分を変えて他人の問題に対処する方法は自分の人生に関わらせないようにすることが一番です。

その人が自分の人生に一切関わらない=その人は自分の人生の中では存在しなく、死んでいるのと変わらないのですから、その人がどれだけ悪い人間だったとしても関係ないと考えましょう。

まとめ

・正義感を持つとリスクリターンが合わない。

・正義感というものは他人に干渉する行為であり、他人を変えることは難しいのであまり意味がない行為である。

正義感をもつように教育されたことは非常に良いことですが、教育で学んだことは結局理想論であり、現実と剥離しているところがあります。

上手く自分の性格と付き合えるようになれば人生のストレスも緩和されるでしょう。

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